映像授業について①
映像授業には、あらかじめ撮影した動画を配信するオンデマンド方式と、リアルタイムに授業を配信するLIVE方式があります。YOUTUBEなどでいえば、普通の動画はオンデマンドで、生放送がLIVE形式ということになります。
オンデマンド形式では東進ハイスクールやスタディサプリなどが有名でしょうか。オンデマンド形式は一度作れば永遠と使い回せるので、最近で非常に低価格で提供されているものもあり、通常の学習塾に比べると費用的には魅力的にみえます。ただ、高校生向けの授業動画でも1単元につき5分~10分の短いものが主流となっていることからも、一方通行の授業を長時間集中して受けるのがいかに難しいかがわかります。
自律的に勉強できる子であれば短い時間で効率的に進められるのかもしれませんが、そもそも勉強に集中させることが困難な大多数の小中学生にはオンデマンド形式は適さないでしょう。また当然ながら、質問などもできないので、しっかり勉強させるためには動画授業とは別に各科目について学習ペースを管理したり質問対応ができる人間が必要となります。
その点、LIVE形式の良いところは、きちんと「授業へ参加できる」ことから、集中力がオンデマンド形式とは桁違いに上がります。講師側が生徒を授業中に当てて答えさせることもできますし、生徒側から質問することもできます。授業中に一緒に授業を受けている友達の様子もわかるので、非常に臨場感をもって授業を受けられます。 勉強を教える上でとにかく難しいのは生徒を授業に集中させることなので、この度TRAINではLIVE形式の授業を選択いたしました。
オンデマンド | LIVE配信 | |
メリット |
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デメリット |
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主な対象 | 高校生 | 小・中学生 |
映像授業はコロナウィルスの影響で直接教室に来ることが難しい現在の特殊な事情を差し置いても、荒天時などでも安全に授業に参加できる点、遠方地に住んでいる人でもTRAINで授業を受けられるという点については大変魅力的です。
TRAINでは現在LIVE授業を行っていますが、せっかく設備が整ったので休んだ子や途中入塾した子のためにオンデマンド授業も作っていければと考えております。
今回は休校措置から緊急事態宣言と刻一刻と変化する状況で、春期講習から中2日間という大変なスケジュールでの移行になってしまいましたが、皆様のご協力のおかげでスムーズに映像授業を開始することができました。改めてお礼申し上げます。非常に厳しい世情ではありますが、1人の取りこぼしもなく学習の支援をしていければと考えておりますので、お困りのことなどございましたらぜひご相談ください。どうぞよろしくお願いいたします。