小学生の親のための勉強会 ①

中学生の親のための勉強会

このコーナーでは、公立の小学校に通う子供がいる親向けに勉強のやり方や学校に関する最新情報を扱っていきます。

2015年現在、公学校の教育が大きく変わろうとしています。国際化、多様化する社会に対応できる人材を育成するために現在小学生の子供たちは2つの大きな改革にさらされます。

1. 大学入試改革
2. 小学生3年生からの英語教育の導入

これらの変化が子どもたちの勉強に、受験、ひいては将来にどのような変化をもたらすのかを説明していきます。

大学入試が変わるとはどういうことか

一般的に、小学校から高校までの教育の1つの大きな目標は子どもたちを大学進学させることです。大学に入るための最終ステップとなる「大学入試」が変わるということは、その前段階にあたる小学校、中学校、高校の教育もそれに合わせて全面的に見直しが迫られることは明白です。まずは大学入試がどう変わるのか、またそれに合わせて小学校の教育がどのように変化するのかを考えてみましょう。

大学入試はどう変わる?

今の中学1年生から大学受験の方式が劇的に変化します。これまでのセンター試験が廃止され、「大学入学希望者学力評価テスト」が新たに開始されます。従来は国語、数学、英語・・・と科目別の試験を行っていましたが、従来の科目の枠を超えた「合科目型」「総合型」といった方式が導入され、コンピュータ上で行うテストも検討されています。具体的にどのような形になるのかはまだ確定していませんが、文部科学省の発表を端的にまとめると以下のようになります。

① 英語では「読む」「書く」以外に「聞く」「話す」を加えた4技能を評価する
② 「知識の量」だけでなく「思考力」や「判断力」を 試すテストを導入する

いまいちわかりづらいのでもう少し踏み込んで具体的な言い方にしてみると

英会話できる力を新たに評価します
② 記述の問題が増え、面接や作文もやらせます

となります。特に②についてですが、発表された原文やそれについての報道を見てみると「コミュニケーション能力、問題解決能力を重視」「志望動機や面接で判断」など、一般企業の採用試験に近いワードが並んでいます。つまり、現在企業で行われている採用試験に近づく可能性が示唆しているといえるでしょう。ただ、これらの新たに提案された試験は採点・評価する側の負担がとても大きい内容です。現在の大学がこれらの作業負担を負いきるのは不可能でしょうから、コンピュータ上での試験の導入を模索するのもそういった事情からなのでしょう。

小学校では何が変わるの?

大学入試といえばある意味、高校までの学校教育の頂点となる目標です。ここが大幅に変わるということは当然、そこまでのステップである小学校、中学校、高校の勉強も変わらざるを得ません。特に英語教育の変化は義務教育である小学校、中学校で負うところが大きく、以下のような変化があります。

小学校:3年生から英語の必修化、5年生から教科化
中学校:英語の授業を英語のみで行う(授業中に日本語を使わない)

つまり、今まで中学1年から習っていた英語の授業を小学5年生に前倒しして、さらに中学からは英会話ができないと英語の授業を受けることすらおぼつかなくなるということになります。

・・・

はっきり言って、これは無理です。

まず授業を受ける子どもたちの負担が大きい。中学1年の段階で英語を使って行われる英語の授業についてこられる子が何人いるでしょうか。高尾山(599m)しか登ったことがない子をいきなりマッターホルン(4478m)に連れて行くようなものです。さらに、それ以上に教える側である学校の先生の負担が半端じゃありません。子どもに教えられるほど英会話ができる先生なんて、今の小学校の教員に一体いかほどいるのでしょうか。英語の授業を全て英語で行える先生が、中学校に何人いるのでしょうか。普段の仕事もあるのに今から学んでこいと?

無茶言うなよ

って話です。しかし、公学校教育が十分に対応できなくても大学入試は予定通り変わっていきます。

そうなると「英会話」の力については各々の家庭で対応していかないとどうしようもありません。気軽に留学できるならともかく、日本にいながら実践的な英会話を身につけようと思ったら早い段階から、できれば小学校低学年くらいから英会話を学ばせていくべきです。小学生の方が中学生よりも覚えが早いということもありますが、何よりも中学生になったら部活や他の勉強が忙しくて英会話を十分に勉強する時間はとれません。長年小学生、中学生を見てきた私からのアドバイスです。ぜひ心に留めてください。

TRAINでは小学校低学年からの英会話授業として「MEET the WORLD」というオンライン英会話を行っています。アメリカ在住の先生から指導が受けられる非常に画期的な英会話授業で、特に4技能に的を絞って効果的に英会話を学ぶことができます。興味がある方はぜひこちらをご覧ください。

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