子育て相談室② ~教育の心構え

どのように子どもの教育していけばよいのか・・・。
テレビや雑誌、近所のママ友からインターネットまで、溢れる情報からこれぞと思うものを選んでは子育てに試行錯誤されていることと存じます。
多くの情報から適切なものを選び出すのは非常に難しいこの時代、数多くのご家庭を見てみた教育のプロとして「とりあえずこれだけは守っとけ」的なものを数回に分けてピックアップしてご紹介してみたいと思います。

成功例でも繰り返してはいけない

まず前提とも言えるお話ですが、人間は1人1人違います。親子であっても兄弟であってもDNAレベルで同じ双子であっても全く別の人格を有しております。よって、他の誰かが成功した方法を自分の子に当てはめても上手くいくとは限りません。

特によく見る事例としては、「保護者様自身が学生時代に上手くいった方法」を子どもに押し付けて強い反発を招いてしまうパターンです。特に反抗期においては自分と親は違うという自我の意識を強くもつため親子仲を険悪にしてしまう可能性が非常に高いといえます。ただ、これはある程度致し方ないことで、3人目のお子様であったとしても”たった3回”の事例しか経験がないので自身の経験則から成功例を引っ張ってくるというのは至極当然です。上のお子様がそれで上手くいってしまっている場合などはなおさらでしょう。

しかし、先に述べたようにこのような対応は必然的に保護者様自身や兄姉と比較されることとなり、子どもの自尊心をひどく傷つけてしまうことがあります。このようなことを回避するために必要な心構えは1つだけです。

その子に合った教育方法を模索する姿勢を見せる

 

本やインターネットで手に入れた方法が悪いわけではありません。保護者様の経験から導き出された方法が間違っているわけでもありません。ただ、それがお子様に適さない可能性を忘れずによりその子に合ったものを探そうとしてあげてください。他の成功した誰かとあなたのお子様は別の人間です。良い・悪いの話ではなく、合う・合わないの話です。教育において成功、失敗は全く重要ではなく、このように粘り強く子どもに接する姿勢こそが子どもからの信頼を得ます。信頼する人間からの教育は驚くほど高い効果を発揮します。

これは我々学習塾にもいえることです。「こうすれば絶対に成功する」などという画一的な正解は教育にはありません。毎年変わり映えしない授業や指導をするのならば映像授業で十分ですし、思考と試行を放棄した教育ならばAIにやらせた方がよほど効果的でしょう。そんなつまらないことをするために私はこの仕事を選んだわけではありません。今後もTRAINが試行錯誤する姿を子どもに見せられる塾でありたいと思います。

 

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